(当院にはS T(言語聴覚士)が常駐し、補聴器の調整や相談検査を行なっています。また、院長は補聴器適合判定医の資格を有しております。)
今日は、患者様よりいただく様々な質問をQ &A形式でまとめてみました。
ご家族の方も含め、ぜひご覧ください。

どんな時に、補聴器を考えた方がいいですか。
患者様自身や、ご家族の方が聞こえの不便さを感じた時です。患者様によって、聞こえ方は様々です。「最近聞き返しが増えたな。」「呼びかけに気づかない時があるな。」「テレビの音が大きいと言われる。」「複数人での会話が億劫になってきた。」といった、日常生活で聞き取りに不自由を感じ始めた時が、受診の目安です。
特に、家族から指摘されることが増えてきたら、早めに耳鼻咽喉科にかかるようにすると良いでしょう。
特に、家族から指摘されることが増えてきたら、早めに耳鼻咽喉科にかかるようにすると良いでしょう。
聴力がどれくらい下がったら、補聴器が必要になるのですか。
一般的には、会話の中心となる「中音域」で40db前後の聞こえの低下があると補聴器の効果を実感しやすくなります。しかし、聞こえの症状は患者様によって様々です。
高い音が聞こえづらいのか、低い音が聞こえづらいのか。
複数人での会話が難しくなってきたのか、TVの音が聞こえづらいのか、等々お悩みは様々ですので、「どれくらい聴力が下がったら?」という基準よりも、「生活に困りごとが出ているかどうか。」を基準にしましょう。
高い音が聞こえづらいのか、低い音が聞こえづらいのか。
複数人での会話が難しくなってきたのか、TVの音が聞こえづらいのか、等々お悩みは様々ですので、「どれくらい聴力が下がったら?」という基準よりも、「生活に困りごとが出ているかどうか。」を基準にしましょう。
家族に言われて受診しました。補聴器適応と診断を受けましたが、まだ自分ではそこまで困っている実感がありません。早めにつけた方がいい理由があるのでしょうか。
結論から言うと、早めに装着を検討することをお勧めします。
補聴器は慣れがとても大切です。例えば眼鏡のように、つけたらすぐに見えるようになる!と言うものではなく、慣れるまでにある程度の期間が必要となります。(目安3ヶ月程度)。
患者様の中には、なるべく装着する時期を遅らせられないか。とおっしゃる方もいらっしゃいますが、聞こえがある程度残っている時点から使用をスタートすることで、補聴器の音に早く慣れ、言葉の聞き取りを維持していくことが出来ます。
前向きに取り組むことで早く慣れますので、ぜひ前向きにご検討ください。
補聴器は慣れがとても大切です。例えば眼鏡のように、つけたらすぐに見えるようになる!と言うものではなく、慣れるまでにある程度の期間が必要となります。(目安3ヶ月程度)。
患者様の中には、なるべく装着する時期を遅らせられないか。とおっしゃる方もいらっしゃいますが、聞こえがある程度残っている時点から使用をスタートすることで、補聴器の音に早く慣れ、言葉の聞き取りを維持していくことが出来ます。
前向きに取り組むことで早く慣れますので、ぜひ前向きにご検討ください。
ネット広告やオンラインショップ(TVショッピング)で補聴器っぽいものを購入してつけていましたが、うるさくてつけていられませんでした。
ネット広告やTVショッピングを見て、補聴器(?)を購入したけれどうまく聞こえなかった。と言うご相談は数多くあります。そして、患者様のお話をよく聞いてみると、実はそれは「補聴器」ではなく「集音器」だったと言うことがよくあります。
実は、補聴器と集音器は全く別物です。特に集音器は補聴器より価格が手頃なため、「どちらも聞こえに関するサポート機器なら安い方がいい。」と言う方もいらっしゃいますが、厳しい基準を満たしている「管理医療機器」である補聴器と、「一般家電(音響機器)」である集音器とでは、使用目的も安全性も基準が異なります。
具体的に、補聴器は「一人ひとりの聞こえの状態に合わせ、聞き取りにくい音だけを大きくする」ように調整することができますが、集音器の場合、「音を一律に大きくする」ものがほとんどのため、集音器では問題なく聞こえている音や大きくする必要のない音まで不必要に大きくしてしまい、かえって聞こえにくくなったり、必要以上に大きな音にさらされたりした可能性があります。病院でしっかりと検査をし、(どの音域が聞こえづらいのか、一人一人症状も検査結果も異なるため。)きちんと自分に合った補聴器を使用することが大切です。ご自身が持っているものが「補聴器」なのか「集音器」なのかを今一度ご確認いただき、
※日本耳鼻咽喉科学会のサイトにも詳しい「補聴器」と「集音器」の違いが掲載されておりますので、ぜひ内容をご確認ください。
※参考:日本耳鼻咽喉科学会HPはこちら
実は、補聴器と集音器は全く別物です。特に集音器は補聴器より価格が手頃なため、「どちらも聞こえに関するサポート機器なら安い方がいい。」と言う方もいらっしゃいますが、厳しい基準を満たしている「管理医療機器」である補聴器と、「一般家電(音響機器)」である集音器とでは、使用目的も安全性も基準が異なります。
具体的に、補聴器は「一人ひとりの聞こえの状態に合わせ、聞き取りにくい音だけを大きくする」ように調整することができますが、集音器の場合、「音を一律に大きくする」ものがほとんどのため、集音器では問題なく聞こえている音や大きくする必要のない音まで不必要に大きくしてしまい、かえって聞こえにくくなったり、必要以上に大きな音にさらされたりした可能性があります。病院でしっかりと検査をし、(どの音域が聞こえづらいのか、一人一人症状も検査結果も異なるため。)きちんと自分に合った補聴器を使用することが大切です。ご自身が持っているものが「補聴器」なのか「集音器」なのかを今一度ご確認いただき、
※日本耳鼻咽喉科学会のサイトにも詳しい「補聴器」と「集音器」の違いが掲載されておりますので、ぜひ内容をご確認ください。
※参考:日本耳鼻咽喉科学会HPはこちら
補聴器をつけることで難聴が進むことはありませんか。補聴器を外したら、以前より聞こえが悪くなった気がします。
補聴器は、弱った耳に「必要な音」を補ってあげる道具ですので、装着によって聴力が下がることはありません。むしろ、聞こえを放置する方が、「音の刺激不足」で脳の言葉を処理する力が弱くなり、結果的に聞き取りにくさが進んでしまうことがあります。
また、補聴器を外すと、「以前より聞こえなくなった。」と感じる方がいらっしゃいます。
補聴器を通した豊かな音に慣れてくると、外した瞬間、物足りなく感じるようになることがあるかもしれませんが、聴力自体が下がったわけでは無いことがほとんどです。補聴器で耳が悪くなることはございませんので、安心してお使いください。
また、補聴器を外すと、「以前より聞こえなくなった。」と感じる方がいらっしゃいます。
補聴器を通した豊かな音に慣れてくると、外した瞬間、物足りなく感じるようになることがあるかもしれませんが、聴力自体が下がったわけでは無いことがほとんどです。補聴器で耳が悪くなることはございませんので、安心してお使いください。
補聴器をつけ始めました。必要な時だけではなく、なるべく長い時間日常的に装着するように言われましたが、一日中つけなくてはいけませんか。
最終的には、日常生活のほとんどの時間で補聴器を使用するのが理想的ではあります。
と言うのも、音を脳に入れない(聞こえにくい)状態を長く放置すると、「音や言葉を処理しようとする脳の力」が衰えていくためです。
なるべく日常的に補聴器を使用し、脳へ「音の刺激」を伝え続けるようにしましょう。
ですが、それまで使ったことのない補聴器を、初めから長い時間つけ続けられる方はそう多くありません。初めは短時間からでも大丈夫ですので、焦らずゆっくりと、補聴器を長く着けていくことに慣れていきましょう。そのうち、無理なくつけられるようになっていきます。
と言うのも、音を脳に入れない(聞こえにくい)状態を長く放置すると、「音や言葉を処理しようとする脳の力」が衰えていくためです。
なるべく日常的に補聴器を使用し、脳へ「音の刺激」を伝え続けるようにしましょう。
ですが、それまで使ったことのない補聴器を、初めから長い時間つけ続けられる方はそう多くありません。初めは短時間からでも大丈夫ですので、焦らずゆっくりと、補聴器を長く着けていくことに慣れていきましょう。そのうち、無理なくつけられるようになっていきます。
補聴器を購入するのに、医師の診断が必要なのはなぜですか。
はい。耳の病気による聞こえの低下の場合、補聴器ではなく治療が必要なこともございます。まずは、耳鼻科で聴力検査を受け、「補聴器が適した症状なのか。」の診断を受けることで、安心して使用を検討することができます。
ポイントは、「まだ大丈夫。」と思っているうちに
ぜひ前向きに検討されてくださいね。
相談をすることです。
早めに使い始めることで、生活の質を
上げていくことができます。











