- 味覚障害はどうして起こるの?
味は、舌の味細胞が刺激を受けて神経を通り、脳に伝わることで感じられます。
味細胞は、全身疾患や薬剤による影響、放射線による炎症、口腔内の乾燥により障害されることがあります。
また、ウイルス感染や手術により、この流れのどこかが影響を受けることで障害されることもあります。
- コロナ後遺症や中耳炎の手術後に起こる味覚障害
コロナ後遺症の場合は、ウイルスが味細胞や嗅覚神経に影響することで起こり、「味がしない」、「何を食べても同じ味がする」、「においも低下して食欲がない」、などの症状が出ることがあり、多くは数週間~数か月で回復します。
中耳炎の手術では、鼓索神経という味覚に関わる神経に触れる場合があるため、「舌の片方だけ味がわかりにくい」、「金属っぽい味に感じる」といった症状が出ることがあり、多くの場合は時間とともに改善します。
~当院にて実施できる検査について~
- 味覚障害の検査

電極棒を3つ神経の各領域にあて、
味を感じたところを教えていただき、測定していきます。
- 唾液分泌量検査

舌先端から約10mmにセンサー部を一定圧であてて、測定します。
- 血中亜鉛濃度検査
血清中の亜鉛濃度を測定することで、亜鉛欠乏症の診断や、味覚異常などの疾患について評価することができます。
味覚障害でお困りの患者さまへ
当院では、味覚障害でお困りの患者さまに対して、専門的な検査のもと、評価・診断を行います。
治療については、必要に応じ治療薬を用いて改善を目指します。
味覚障害でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
まつだ耳鼻咽喉科宮崎サージクリニック 松田圭二
※当院は、九州医療科学大学臨床心理学部臨床心理学科 倉澤 美智子准教授と共同研究を行っております。











